木製トイレットペーパーホルダー 無垢紙巻器
はじめまして。 Tinymans工房の 阿部 隆廣 と申します。
数あるサイトの中、当工房のホームページに来て頂きまして感謝しております。
【自分らしい方法で世の中の役に立つことをしよう!】
そんな風に考えることができるようになったのはTinymans工房を始める少し前のことです。
それまでの僕は自分がいったい何をしたいのかはっきり分からず、
またそんなことも気にも止めずに日常を過ごしていたと思います。
恵まれた環境にあった最初の職場
でも、僕には居場所はありませんでした。
そこから逃げる為に選んだ次の職場
そんな浮ついた気持ちで勤まるはずがありません。
行き着いた場所は自営の父の現場です。
父は個人経営の大工の棟梁で、しばらく家業を手伝うことになりました。
この流れはお世辞にも前向きな生き方ではありませんでした。
でも、その流れを一変させる小さな出来事が僕を待っていました。
【きっかけはトイレ掃除】
そんな悶々とした時間を送るで中、一冊の本に出会いました。
トイレ掃除の本です。
トイレ掃除はどこかネガティブなイメージがありましたが、とにかく何も考えずに便器を磨いていると・・・
なんかココロの中がスーとする感じがするんですね。
トイレ掃除がこんなに気持ちのいいものだなんて今まで気がつきませんでした。
トイレ掃除を毎日していると特に目立った汚れもなくなるので目に付くところが変わってきます。
僕が一番気になったのは
『トイレットペーパーホルダー』
どうもこの杉の腰板の内装にはプラスチックにホルダーが合わないなぁ。
プラスチックのものは機能的にも価格的にも問題はなく
日常で使うには申し分がないものです。
でも・・・
トイレ掃除を行っている中でちょっとしたことに
気づくようになった僕はその違和感を無視できなくなりました。
そこでネットで調べてみると
うーん、イメージ通りのないなぁ
もっとシンプルなもの。
それが正直な感想でした。
もしかすると僕と同じ思いの人がいるかもしれない。
この世に存在しないなら自分で作ればいいかも。
幸いにも僕にはそれができる環境にありました。
工具や機械の使い方は知っていたし、何よりも
『自分が役に立つかもしれない』
自分のやり方で。
そこで初めて
『自分らしい方法で世の中の役に立つことをしよう!』
という想いが込みあげてきたのです。
【トイレという日常から学ぶこと】
トイレは物心が付いた時から生活の一部で、なくてはならないものです。
だけど、ありがたいと感じたことはありませんでした。
僕はあまりお腹が丈夫ではないのでトイレがない生活は考えられません。
そんな中でも一番有り難く感じた時、
それは・・・
2011.3.11の大地震
3.11の夜は停電、断水とインフラが遮断されてしまったので
何かと不安な夜を過ごしました。
トイレは断水すると水が流れません。
もちろん停電になったらウォシュレットも暖房便座も使えません。
あの冷っとしたお尻の感覚は忘れられません。
当たり前に使っていることの有り難さに気づく貴重な経験でした。
【今、私達が出来ること】
Tinyman's工房では木製のトイレ用品を全国へお届けしております。
このホームページをご覧のお客様がもし、家を新築する際に木のトイレットペーパーホルダーを
探していたというなれば、その小さな空間のささやかな夢のお手伝いをしたいと考えています。
家作りは人の一生の中のお買い物で金額的にも大きく、
その人や家族の人生を左右する一大イベントです。
僕もその一大イベントを達成すべく、数年計画で家作りを考えていますが、
同じ思いで家作りをスタートさせたお客様に少しでもお役に立ちたい。
そんな思いでTinymans工房をスタートさせました。
トイレットペーパーホルダーやタオル掛けなど決してトイレの主役ではありませんが、
全国のおトイレを癒しの空間に変えるべく日々奮闘しております。
タイニーマンズ工房 代表 阿部 隆廣
所在地:〒974-8251
福島県いわき市中岡町1丁目7-8
E-Mail:shop@tinyman.shop-pro.jp
Tel:0246-62-1236 携帯(お急ぎの場合):070-5328-2125
(受付時間 8:00〜17:00)
※日曜・祝日・定休日を除く